2023年4月9日、無事に閉幕いたしました
日本初!国指定天然記念物なった化石アケボノゾウ自由に表現しよう
応募総数250点、日本初・アケボノゾウだけのアート展
受賞作品発表!厳正な審査の結果、グランプリ賞は C102「アケボノゾウ えかきうた」西村有理さん に決定いたしました!おめでとうございます!!

受賞発表はこちら



2023年4月9日、
無事に閉幕いたしました
日本初!
国指定天然記念物
なった化石
アケボノゾウ
自由に表現しよう
応募総数250点、
日本初・アケボノゾウだけの
アート展
受賞作品発表!
厳正な審査の結果、
グランプリ賞はC102
「アケボノゾウ えかきうた」
西村有理さん
に決定いたしました!
おめでとうございます!!

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出品者の皆様へ、作品返却について

全作品のご返却が完了しました。
4/9をもちまして、本アート展は閉幕いたしました。出品者の皆様へ、お預かりしております大切な作品のご返却につきまして再度ご案内です。
 
2023年4月14日(金)・15日(土)・16日(日)各日10時~17時
※この期間に多賀町立博物館まで搬出にいらしてください。
※16日(日)は、あけぼのパーク多賀は休館日で、図書館・博物館はお休みとなりますが、ホールにて作品搬出の受付は行います。
※映像の部につきましては返却はございません 

当日は多くの出品者の皆様がお見えになることが予想されます。時間によって混雑する場合がございますので、ご本人確認のため、「作品預かり証」または「作品番号」をご提示をいただき、 円滑なご返却にご協力をお願いいたします。
 
*なお出品時に、直接取りに来られない旨をお申し出いただいている場合は、出品時に同封していただいた返送用着払い伝票にて、 4/12 以降にご返送いたします。
 
*受賞者の受賞賞品、及び入選者の「シガタガゾウのヒト」認定証は、作品返却時に贈呈いたします。


4/9「シガタガゾウのアート展」
閉会式のお知らせ

終了しました。
 3月18日より開催しておりますアート展ですが、おかげさまで多くの方にお越しいただき、ご好評いただいております。これもひとえに、皆様方の素晴らしい作品とご支援によるものと心より感謝申し上げます。
 つきましては最終日となる4月9日に、皆様方に感謝の意を込めまして、ささやかではありますが閉会式を開催させていただくことになりました。観覧自由ですので、ぜひご来場ください。
 当日9日の17時まで作品を展示していますので、最後まで「シガタガゾウのアート展」をお楽しみください。また、オーディエンス賞最終投票日でもありますので、ぜひ投票にもお越しください。

シガタガゾウのアート展 閉会式

 
:令和5年4月9日(日)16時~16時30分
:あけぼのパーク多賀 ホール(所在:滋賀県犬上郡多賀町976-2)
式次第:
 
■16:00~ 閉会式
1.挨拶   
○シガタガゾウのサト祭り実行委員会 中川 信子 会長
○第1回シガタガゾウのアート展 神谷 利男 プロデューサー
2.引継式
○あけぼのパーク多賀館長就任・夏原伸幸館長紹介(選挙のため欠席)
○4月1日付で多賀町立博物館館長交代

・小早川 隆 前館長 挨拶
・高橋 進 新館長 挨拶
・小早川 前館長から高橋 新館長へ、アケボノゾウ化石バトン引き継ぎ
3.事務局から御礼のひと言
4.挨拶
○多賀町立博物館 高橋 進 館長
 
■16:20~ 記念撮影 来場の皆様と集合写真 
1.第1回シガタガゾウのアート展 成功閉会記念
 来場者全員で挑戦「アケボノゾウえかきうた」
2.それぞれに描いた「アケボノゾウ」を持っての集合写真撮影
 
※式典時間、内容等は変更することがあります


                                                 
[協賛企業・50音順・2023年3月7日現在]

日本古来の象、アケボノゾウ化石が、完全に近い状態で発掘された滋賀県多賀町。2022315日に国指定天然記念物に指定されました。ゾウ化石が天然記念物になるのは日本初そこで、アケボノゾウ化石多賀標本をテーマに「シガタガゾウのアート展」を開催します。一緒に盛り上げる作品を大募集します。「滋賀多賀ゾウの里」として、国内外に周知し魅力を感じてもらうことを目的としています。 


ごあいさつ

シガタガゾウのアート展 プロデューサー
神谷 利男

 まず日本にゾウがいた!ことに驚いた。
 それもホモ・サピエンスが日本にいた3万年前よりも、はるか以前の180万年前に。
 日本古来のゾウであるアケボノゾウの化石が滋賀県多賀町で、ほぼ完全な形で残っていた奇跡。
 いや、それは単なる奇跡ではないのかもしれない。それより、もっと昔に存在した琵琶湖の存在と琵琶湖がある故にできた地質。それら全部が重なり合って、「必然」としてこの化石が現代に蘇ったように感じる。
 滋賀県とデザインで関わって十数年になる。主に滋賀県産の食材に関係する仕事。滋賀の食材を描いた水彩 画展を多賀町で開催してほしいとのオファーがあったのが2020年。打ち合わせを重ねている時に知らせが入った「アケボノゾウの化石標本が国の天然記念物に?!」水彩画の展示はその瞬間から、私からも多賀町の人々からも、頭の片隅に追いやられてしまった。
 多賀町の人々の嬉しい声も束の間、「これを機に、多賀町をもっと全国に知ってもらおう!」というミッションが発生することになる。水彩画展の企画で、たまたまそこにいた私に「町民の会議に出席してほしい」との声。部外者だったけれども、ゾウを含めた生き物が大好きな私。興味津々で会議に出席。みなさんのアイデアや意見を聞いていながら、「多賀町のアケボノゾウの化石標本が国の天然記念物に認定されたこの喜びを、町民だけでなく全国の人に共有できる方法はないか?」と頭を巡らせているうちに自然と、「アケボノゾウをテーマにしたアート展を公募したらどうか?」と思うようになった。
 アート表現をするにあたって、表現者は自らアケボノゾウを学び、調べ、知り、イメージし、そして表現する。それによって作者は、アケボノゾウを自分のこととして思うようになるかもしれない。自分だけのアケボノゾウを表現することで、アケボノゾウが自分のものになる。そして自分の作品が発表されると家族や友達がそれを観にきてくれるだろう。それは作者にとっても喜びだろうし、多賀町の人にとっても喜びだろう!
 募集が始まって、何点の作品が集まるだろうか? 少ないと寂しいな...と思いながらも、さりとて少なくても思いが強い作品が集まれば、その熱量を感じられたらいいかなと思っていた。が、結果、250点もの作品が集まった。
 多賀町立博物館館長からアケボノゾウのことを聞いた多賀町の小学校や中学校の生徒は、その話にのめり込み、そしてアケボノゾウを表現してくれただろう。自分は表現できないけれど、表現してくれそうな家族や知人にこのアート展のことを伝えてくれた多くの方々や、また審査員の方々もいろいろな方にこのアート展を知ってもらう役目も果たしていただいたと思う。
 私ごとで申し訳ないが、思い出すと小学校1年の図工の時間に作った紙版画は、画面いっぱいに表現したゾウだった。その作品で、賞状をもらい、その賞状を子供部屋に飾ってくれた両親の喜んだ姿が忘れられない。あの時に私の人生の方向が決まってしまって、それは私にとって「奇跡」のようにも感じている。いや、奇跡ではないのかもしれない。アケボノゾウの化石のように。
謝辞
シガタガゾウのサト祭り実行委員会 会長
中川 信子

 
 このたび「シガタガゾウのアート展」をきっかけに、 天然記念物になったアケボノゾウ化石多賀標本を多くの人に知っていただくことができたことを大変うれしく思います。
 みなさまのお力添えのおかげで、アケボノゾウを町の宝として発信していきたいという私たちの思いを叶えていただけました。本当にありがとうございます。
 人口7500人の小さな町で見つかった国の天然記念物のアケボノゾウ化石多賀標本を守っていくためにどうしたらいいだろうとみんなで考える中、「アート展」という思いがけないアイディアをいただきました。アケボノゾウを自由に表現しようというテーマは夢があり、ワクワクしました。集まった作品を見るとどの作品もすばらしく、なるほどそういう表現ができるのだと感動します。表現する楽しさも知ることができました。
 アケボノゾウが、時を超えて人と人を結び付けてくれました。多くの人に愛されるアケボノゾウが誕生し、これからもどんどん成長していけるように、きらりと光る町多賀町の魅力を発信していきます。
 今回、審査員をしてくださった招待作家のみなさまには多くの作品も展示していただき、アートを身近に感じる機会になりました。いろいろな形での表現のすばらしさを知ることができ、世界が広がりました。
 多くの企業様から協賛をいただき、スポンサーとしてアート展を盛り上げていただきました。
 本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。


アクセス/

アクセス/電車


お問い合わせ

〒522-0314 滋賀県犬上郡多賀町四手976-2 
シガタガゾウのサト祭り実行委員会2023事務局 
(多賀町立博物館内)
Email:museum@town.taga.lg.jp TEL:0749-48-2077


プロデューサー

神谷 利男 アートディレクター [大阪府在住] ▶︎
 

審査員/招待作家(敬称略・五十音順)

今尾 栄仁 画家 [京都府在住] ▶︎
大町 憲治 漆芸家・写真家 [多賀町出身・滋賀県在住]▶︎
奥田美惠子 陶芸家・画家[滋賀県在住]▶︎
喜多  充 音楽家・映像プロデューサー
      [多賀町出身・大阪府在住]▶︎
竹下 理恵 画家 [大阪府在住] ▶︎
辻中 達也 クリエイティブディレクター [大阪府在住]▶︎
深田 充夫 彫刻家 [滋賀県在住] ▶︎
本川 達雄 生物学者『ゾウの時間 ネズミの時間』
      [神奈川県在住]▶︎




『春はアケボノ・・・・・・「シガタガゾウのサトまつり」』

2023年2月26日発行『DADA Journal』に記事掲載。


『第1回シガタガゾウのアート展、開催決定!!』

2022年11月27日発行『DADA Journal』内「唄屋の縁」に記事掲載。